NEWS
ニュース

「RENOVATION OF THE YEAR 2025」にて 『オープンアクティビティ・リノベーション賞』を受賞いたしました

リノベーションの魅力や可能性を広く発信するため、一般社団法人リノベーション協議会が毎年開催する『RENOVATION OF THE YEAR』。
株式会社LIFULL/LIFULL HOME’S 総研所長 島原 万丈氏や、株式会社リクルート/SUUMO 編集長 池本 洋一氏をはじめ、住宅系メディアに関わる選考委員による最終選考が行なわれ、1年を代表するリノベーション作品が選出されました。

最終選考の結果、エコラからエントリーした【SOIL Nagatoyumoto】が審査員特別賞として『オープンアクティビティ・リノベーション賞』を受賞いたしました。

SOIL Nagatoyumoto

SOIL Nagatoyumoto

SOIL Nagatoyumotoについてさらに詳しいご紹介はこちらから
https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2025/2329
(リンクをクリックすると公式ページへ移動します)

以下に選考委員の一人、株式会社リクルート/SUUMO 編集長 池本 洋一氏からの講評を引用いたします。

舞台は約600年の歴史をもち、安倍首相とプーチン大統領による日露首脳会談がこの長門湯本温泉の「大谷山荘」で行われた温泉地。この温泉地も大型旅館の廃業を機に、衰退が危惧され、「観光まちづくり計画」が策定され、立ち寄り湯「恩湯」、音信川の”そぞろ歩き”をテーマとしたインフラの整備、星野リゾートの誘致など、新しいまちの風景が生まれた。その温泉地のど真ん中に位置する老舗旅館「六角堂」。この廃業の危機に対し、地元金融機関と合弁会社を設立し、事業継承したのが本件だ。長門湯本温泉が目指すのは「街のそぞろ歩き」。だがこれが体現できていない。そこで「街のリビングルーム」をキーコンセプトにした設計に。まずは一目で入りたくなる外観。そして地元萩焼の土や徳地和紙を活かした開放的な佇まいに。そして地元の林業士や農家との交流を通じて、「自然と共生する知恵を学ぶアクティビティ」を提供。また「そぞろ歩き」をして立ち寄り温泉「恩湯」を体験して欲しいという想いから、館内にあえて温泉を用意しない(温泉宿なのに・・・)。代わりに宿泊者や地元の人々が楽しめるサウナを設ける等、既存施設との整合、連携を軸に設計を行った。「既存建築・インフラを尊び、不足を補い、魅力を創造する」というリノベーション街づくりの原点を想起させてくれる作品だ。あー早く訪問したい。

この度の受賞を誇りに思うとともに、皆様のご支援にエコラ社員一同心より感謝申し上げます。

今後もリノベーションという手法を通して、仙台・東北の街に新しい価値を、新しい暮らしを生み出していけるよう努めて参ります!

引き続きエコラを何卒宜しくお願いいたします。

BACK TO NEWS TOP

お問い合わせ
TEL 022.395.4131
OPEN 9:00-17:00(日・祝日除く)
TEL 022.395.4131
OPEN 9:00-17:00(日・祝日除く)